ホテルのプールデッキ防水
2025年にスペイン・カナリア諸島で施工した事例です。施工面積は3,000 m²で、Krypton ChemicalのImpermaxを使用しました。
01 · 工事概要
どのような工事ですか?
2025年にスペイン・カナリア諸島で施工した事例です。施工面積は3,000 m²で、Impermaxを使用しました。カナリア諸島では、強い日差しに潮風が加わります。その影響は、屋上の中央よりも先に端部や固定金具に現れます。
写真の一枚には、ドラムと白い不織布がある床版で吹付けを行う作業員が写っています。
構成は、Hプライマー、Geomax 80、Impermax 3 kg/m²、珪砂の飽和散布です。
本工事の使用製品:Hプライマー 本工事での役割:システム構成に記載されたプライマー。
樹脂システムはKrypton Chemicalが製造・供給しました。求められたのは、一般部だけでなく納まり部も含めて、水・摩耗・風雨から構造物を守ることでした。
| プロジェクト | ホテルのプールデッキ防水 |
|---|---|
| 所在地 | スペイン・カナリア諸島 |
| 面積 | 3,000 m² |
| 施工年 | 2025 |
| 製品ライン | 防水 |
| 使用製品 | Impermax |
02 · 課題
構造物に何が求められていましたか?
プールは常に水を張った状態です。塩素、温水、人が立つ階段、そのすべてが一つのライニングに作用します。不具合が床の中央で起こることはほとんどありません。不具合が出るのは、ドレン、入隅、あるいは誰かが後回しにした目地です。
本工事は、材料がまだ追従できるうちに納まり部を回り込ませた一体の塗膜にする必要があります。3,000 m²もの面積になると、膜厚の薄い箇所は小さな補修では済みません。

03 · ソリューション
どのシステムを使用しましたか?
本現場では、下地と現場の使用環境に合わせてImpermaxを採用しました。
積層構成は、全面を確実に覆うのが最も難しい納まり部も含め、この構造物の実際の暴露条件に合わせて設計しています。
04 · 施工
システムはどのように構成されていますか?
Impermaxは常温施工の液状ポリウレタンです。ゆっくり撹拌して気泡を抜き、ローラー、刷毛、またはエアレススプレーで塗布します。色の異なる2層をそれぞれ約1 kg/m²ずつ塗布し、塗り残しをひと目でわかるようにします。塗膜が濡れているうちにスパイクローラーで気泡を抜きます。ドレン、立上り、ひび割れを先に処理します。床版温度は5〜40 °Cに保ち、乾燥した状態を維持します。
気温の高い日なら、1〜2日で歩行可能になります。最終物性の約90%は3日で発現し、完全な硬度には10〜15日かかります。水中に置く前に、その期間を待ちます。代表的な伸び率は450〜600%です。樹脂は芳香族系のため、日射を受ける屋上で色を保つ必要がある場合は脂肪族系トップコートを施します。これらはデータシートの値であり、本工事での測定値ではありません。
本工事では、ライニングが何か月も続けて水中に置かれます。階段、スキマー、床と壁の入隅には、動きと塩素が同時に作用します。こうした線上に目地を残すと、そこが開きます。塗膜は入隅でも床面と同じ膜厚で回り込ませる必要があります。
下地が古いタイルの場合は、特別な扱いになります。釉薬面は閉じた表面です。樹脂がしっかり付着できる状態まで下地処理し、プライマーの前に浮いたタイルはすべて撤去します。浮いて打音の鈍いタイルの上から塗装することは、ライニングが最初のシーズンで不具合を起こすよくある原因です。
作業が早く終わったように見えても、プールへの注水は製品ごとの硬化時間を待ってから行います。早すぎる注水は未硬化の塗膜を水にさらし、膨れの原因となります。ドレンは後からシールせず、同じ塗膜で吹付けまたはローラー塗りします。
05 · 結果
このシステムでどのような結果が得られますか?
目標は、建物の使用再開後も、主要部分だけでなく納まり部でも性能を維持し続ける塗膜をつくることです。本現場の施工面積は3,000 m²です。
本ページに記載の硬化時間、膜厚、強度は製品データシートに基づく代表値であり、現場で測定した値ではありません。
この工事で重要なのは納まり部の施工です。樹脂系工事で一般部は比較的容易な部分です。膜厚が落ちやすく、水や摩耗が入り込むのは、ドレン、端部、貫通部、取り合いといった箇所です。これらの部分にも同じ製品を同じ丁寧さで施工し、塗膜が完全に硬化してから供用を再開します。
07 · よくある質問
よくある質問
現場はどこですか?
スペイン・カナリア諸島。
施工時期はいつですか?
2025.
どの製品を使用しましたか?
Impermax。
なぜ納まり部を先に施工するのですか?
水が浸入するのは、ドレン、立上り、目地です。納まり部も一般部と同じシステムで仕上げます。
記載の数値はこの現場で測定したものですか?
いいえ。ここに記載の膜厚、伸び率、硬化時間は、製品データシートに基づく代表値です。
08 · 写真
現場の様子






